top of page
Ping Pong

【旅行好きに必見!】通話だけではもったいない!国内旅行の際の、旅先でのスマートフォン活用術




ここ数年で急速に普及が進み、もはや日常生活のあらゆる場面で登場するスマートフォン。街角や電車の中などいろいろな場所で、スマホの画面に向かって端末を熱心に操作している光景を見かける(あるいは自分自身がその光景の主役になる)のは、もはや誰にとってもありふれた日常の一コマになっているはず。


また近頃ではコーヒーショップなどでも充電をしながら操作を楽しめるように、店の方がコンセント付きの座席を用意したり、地下鉄内でもスマホなどの携帯端末が使えるように基地局を整備したりと、スマホを使ったライフスタイルを前提にした社会インフラの整備がされるようにまでなってきている。





ところで、スマホには、よく使われている電話機やインターネット端末、カメラなどの機能のほかにも、実にいろいろな機能が装備されている。


従来は、それらのスマホで利用可能な機能を旅先で使おうと思ったら、それぞれの機器類や冊子などの道具を別個に持っていく必要があった(その分荷物もかさばった)が、スマホ1台あれば、それらが全て1台でこなせてしまう(つまり重い機器類の携行を劇的に減らすことができる)時代になった。


その意味では、備わっている機能を十二分に使いこなすことができるのであれば、スマホというのは、海外旅行はもちろんのこと、国内旅行でも極めて有効なガジェットになりうる可能性を秘めていると言っても過言ではなかろう。


この記事では、電話やメール、インターネットなど、日常生活でも普通に用いているスマホに加え、普段はあるのすら忘れているような、スマホに備わっている各種機能を特に国内の旅行先でどのように生かすことができるのかに焦点を当てて紹介してみたい(ここで紹介した機能は現地で咄嗟に思い浮かばない場合もあるので、ある種の備忘録としてこの記事を現地にプリントアウトして持っていけば、いざというとき、きっと何がしかの役に立つ)。





電話機として

旅先での連絡に。但し電話を多用すると充電池の減りも早くなるのと、周囲への注意も緩みがちなので注意されたし。


交通機関の搭乗券として

おサイフケータイやEdyなどの電子マネーや、スマホ間でデータのやり取りを行うためのAndroidビームなど、端末をかざして通信を行う「NFC」という通信規格が用いられる。ANAやJALなどの航空会社ではNFCの一種である「Felica」を用いて、スマホ端末を搭乗券として扱えるアプリが提供されている。また、JRでも同様に「モバイルSuica」としてスマホ端末がカードタイプのSuicaと同様にIC乗車券として利用ができる。


カメラとして

スマホに搭載されているデジカメ機能は、かつての携帯電話に付いていたカメラ機能に比べて格段にスペックが向上しており、最近の機種であれば、デジタルカメラの代替機、あるいは予備機としても遜色ない使い方ができる。旅先でのカメラの故障や紛失、盗難などに備えてカメラの予備機を持っていく場合、例えそれがコンパクトデジタルカメラであったとしても、それなりにかさばるし荷物にもなるが、それをスマホで代替すればその分の荷物を減らすことができて便利である。


ただし、スマホのカメラの場合、画像の縦横比が通常のそれより大きくなる傾向があるので、撮影した画像をウィキトラベルにアップする場合は、そのままアップするのではなく、一旦PCに取り込んだ上で画像編集機能を用いて縦横比を3:4などの割合に修正してからアップした方がよい(特に縦長の画像を記事に取り込む際、スマホの縦横比のまま画像をアップしてしまうと、その分余計な空白が増えてしまい、プリント版を作る際などに記事が読みづらくなる)。





旅行ガイドブックとして

インターネットが接続できる環境下であれば、ウィキトラベルやその国の政府観光局のページなどにアクセスすることで、旅行ガイドとしてスマホを用いることもできる。

なお、クレジットカードのサービスとして、現地の旅行ガイドブックをスマホにて提供しているところがある。


時刻表・路線検索用ツールとして

ネットの検索エンジンから路線検索のページを開くことで、旅先のある地点から次の目的地までの最短時間や利用可能な経路などを簡単に検索することができる。また、多くの交通機関のHPには自社の路線や航路の時刻表が掲載されているので、スマホからそれにアクセスすることで時刻の確認やルート検索、次の目的地以降の旅行計画見直しなどを旅先で行うことができる。


辞書として

方言の意味を理解するときに役立つと思われる。


計算機として

メニューから計算機機能を選択することで、電卓として使用することができる。スマホさえあれば、別途ポケット電卓を持っていく必要がなくなるので便利である。


カーナビとして・ラジオとして・地図帳として

旅先で最も役に立つ使い道の一つはこれであろう。インターネットに接続可能な環境下で、例えばグーグルマップなどにアクセスすれば、地図帳としてスマホを使うこともできる。また、他にレンタカーを利用する際日本語のカーナビを利用する、電車やバスの時刻表を利用するといった使い方もある。


またGPSはインターネット接続がなくても利用可能であるため、ある程度の範囲までは地図のキャッシュが生きているので圏外であっても結構使えることがある。


音楽プレイヤーとして

スマホのマイクロSDカードにMP3ファイルなどに変換されたアルバムをダウンロードすることで、スマホの端末を音楽プレイヤーとして用いることができる。あらかじめ自分のお気に入りの楽曲をダウンロードしておけば、例えば機内サービスで提供されている音楽のメニューで聞きたいものがない場合などの暇つぶし道具などとしてスマホを使用することができる。


なお、スマホの端末を飛行機で用いる場合は、航空機の運行の支障とならないように、必ず機内モードに設定しておくこと。また、周囲の迷惑にならないように、ヘッドフォンの使用も心がけたい。


ゲーム機として

暇つぶしに。ただし、熱中するあまり旅行の思い出が薄れてしまい、旅行の目的が曖昧になる恐れがあるのでほどほどに・・・。(ゲームが大事か旅行の思い出が大事か)





簡易な方位磁石として

方位磁石機能を備えたスマホも存在する。また、方位磁石機能が使えるフリーソフトをダウンロードすることで使えるようにもなる。できれば、方位磁石の初期化(帯電をなくす)を行ってから方位を測定することをお勧めしたい。


懐中電灯として

ネットからあらかじめ懐中電灯アプリをインストールしておくことで(ネットで検索すると、無料のアプリが何種類もヒットする。なお、現在ではスマホのOSそのものに懐中伝統機能がプリインストールされているものがほとんどである)、スマホをちょっとした懐中電灯として利用することもできる。


利用方法は簡単で、アイコンをクリックすると、カメラレンズの横にある白色LEDの発光体が点灯するしくみになっている。高輝度のLEDを用いているのか、思った以上に周囲を明るく照らし出してくれ、(平べったいスマホを懐中電灯として持つ故のグリップの悪さを除けば)結構使い勝手がよい。


地方の田舎道など、ろくに街灯もなくそれこそ手探りで歩かないと歩けないような夜道にも結構出くわすことがあるし、災害時などに停電でいきなり宿の照明が落ちたりするなどということもありうる。ある程度本格的な懐中電灯を用意しておくに越したことはないのだが、スマホの懐中電灯機能をうまく使うことで懐中電灯の代用品として結構いろいろな場面で役に立つはずだ。


鏡の代用品として

やや裏技的な使い方といえる。カメラの自撮りモードを起動させて画面を覗くと自分の顔が映し出されるので、それを鏡代わりに使うというもの。実際に旅先でそのような使い方をしてスマホの画面を見ながら化粧直しをしている観光客を見て「なるほど、こんな使い方もあるのか」と思ったので紹介した。


ただし機種によっては画像の解像度が低い場合があるので、鏡のようなクリアな画面は期待しない方がよいかもしれない(一応鏡の代用品にもなるよ、といった程度と考えた方がよい)。


必携のアクセサリー類

充電機器類

いろいろと便利なスマホだが、致命的な欠点として、電池の持ちがガラケーと比べて悪いということがある。普通に使っている場合でも電源をONの状態にしている場合、1日か長くても数日でバッテリーが上がってしまう。旅先で何回か充電の必要が出てくるので、電源ケーブルやACアダプターなどの充電機器類は必携である。また、乾電池式の充電器も売られている。



記事提供元:ウィキトラベル旅行ガイド 旅先でのスマートフォン活用術 (国内編)

bottom of page